インターバル走
RUN知識② 【インターバル走】
「今よりもっと速く走りたい」・・・・これは、レベル差はあってもランナー共通の願いでしょう!今回は、マラソンの基礎となるスピードを高める方法の理論と実践について述べていきたいと思います。 少々長くなりますが、内容をよく読んで理解してください。そして、是非実践しましょう!
マラソンで記録を目指す上で欠かせないない能力は、「スタミナ」と「スピード」です。その中でも高いスピードレベルを維持して走る力、すなわちスピード持続力が大切な要素となりますが、その土台となる基礎スピードは案外なおざりにされています。スピードトレーニングが敬遠されがちな理由は、LSDやペース走でけでもある程度記録向上が見られることやなんといっても「つらい」トレーニングという印象があるためです。
スピードトレーニングが重要なことはわかっていても、どのような距離でどんなスピードを設定したら良いか、どんな効果をもたらすか?この辺もわかりずらいと思います。
今からある程度のレベルに達したランナーに対してのスピード養成法(=インターバル走)について紹介します。専門用語もこの機会に是非習得してください。
運動を行う場合、筋肉を動かしますが、その際に筋肉を動かすエネルギーは二つに大別されます。①クレアチンーリン酸系、乳酸系の無酸素系②グリコーゲンを酸素で分解する有酸素系です。
ランニングでは、長時間動き続けるため、②の有酸素系エネルギーを利用しています。強度の低いスピードであれば動かし続けられる筋肉もある一定の速度を超えたあたりから酸素を取り込む量が増加し、やがて筋肉が必要とする酸素量が多くなってきて取り込む量が追っつかずに先ほどの無酸素系エネルギー系統も動因されることになります。この無酸素系エネルギーを使い始める境界を無酸素系作業閾値(AT)といいます。また乳酸が発生し、血液中の乳酸濃度が急激に上昇する領域を乳酸性作業閾値(LT)といい、その領域は筋肉中の乳酸の除去できる速度がATP(筋肉を動かすエネルギー物質のこと)再合成速度に追いついていかなくなるスピードが出ている状態です。このLTの先にもう1段乳酸値が変化する局面があり、その領域をOBLA(オブラ)といいます。ここで、このLTとOBLAをよく覚えてください。
LTレベル・・・・・マラソンは、このレベルでの走スピードに密接に関係がある
OBLA・・・・・・5km,10kmのスピードと密接に関係がある
酸素を取り込むことで走り続ける訳なので、酸素を取り込める能力が大きければそれだけ有酸素的な能力が高く、速い速度(スピード)で走り続けらます。酸素を体内に取り組む量の指標が酸素摂取量といわれ、1分間に摂取できる酸素量の最大値を最大酸素摂取量(VO2max)といいます。そして最大酸素摂取量下で走れるスピードをvVO2maxといいます。
最大酸素摂取量は、最大に酸素を取り込んだ時イコールこれ以上出せない最大のスピード、という事もいえます。この値がわかれば、記録の予測やトレーニング内容の強度を比較的容易に求めることができます。
最大酸素摂取量の現れる走スピードは、1500m~5000mあたりの距離と密接に関係していると言われているので、この辺りのスピードを改善・向上できれば基礎スピードの質が上がった、といえます。
さあ、基礎スピードを向上するためいよいよインターバルトレーニングです。添付の表を見てください。レースタイムから見た最大酸素摂取量との関係、およびマラソンペース、LTペース、インターバルペースです。
以降続きは明日以降に書きます(笑)


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